2017年12月26日火曜日

LLNPU2017年ベストディスク!


ということで年末なのでこの企画です。2017年リリースのアルバムで、よく聴いたものを10枚挙げます。こないだ書いたランアンラン&The Warped Radioのベストディスク企画にも投稿をしているんだけど、そっちとはちょっと中身を変えました。何がどう変わったのかは、前々から記事にしたいと思っていたので正月にでも書きます。
(参考記事 Let's Leave No Punks Unspoken:あなたの今年のベストディスクは何ですか?

①Before Me "日々続く"



ex.Easelのメンバーが始めたメロディックハードコア、Before MeのEP。今年も去年のAnd Protectorに引き続き、日本語で聴き手をグサグサ突き刺してくるバンドにやられっぱなしでした。日本人でよかった。




②Code Orange "Forever"


ハードコアはこれが新年早々ベストディスク決定でした。前からそんなバンドではあったけど、切れ味鋭く残虐なリフとリズムがいい意味で気色悪くなっててびっくりしました。しっかりメロディを歌う曲も入っていて、とにかく凄まじい一枚。




③Darko "Bonsai Mammoth" れびゅー


去年来日してたDarkoがおもむろにリリースした新譜。過去作のEP達とは比べ物にならないくらいテクニカルで突き抜けてました。これも本当によく聴いた。




④eleventwelfth "S/T"


rejectedkidsのボーカルで、彼女かってくらいLINEでメッセージをくれるでおなじみのTirtaがある日、「このバンドのサポートしてるんだハハッ」って教えてくれた、インドネシアのトゥインクルエモeleventwelfth。ビー玉がはじけるようにキラキラで、透明。すうっと入ってくるかっこよさでした。ちなみにトゥインクルエモが何かはよくわかってません。




⑤First Blood "Rules"


Code Orangeに続いて変態ハードコア枠その2です。あちらとは違ってメリハリと統率が利いてて、どこからでも容赦なく落としてくるのは相変わらずでした。BLOODAXEでライブ観たけど相変わらずえげつないライブしてたなあ。




⑥The Fullblast "Attack.Sustain.Decay"


カナダの伝説のカムバック。昔みたいなラフさと変態さは薄れて随分とカッチリしたけど、だからこそのダイナミズムがあってカッコよかったです。今後どうするんだろうなあ。




⑦Have No Clue "Nosedive"


今年一番衝撃的だったのは間違いなくHave No Clueです。このブログを始めたくらいの頃に、ハンガリーのバンドを漁っていて見つけた彼ら。その時はハンガリーお得意のハードコアっぽさを取り込んだポップパンクをやってるイメージだったから、Darko直系みたいなメロディックを新曲として出してくるなんて思いもしませんでした。新しい音源を作ってるみたいなので来年も楽しみ。




⑧Straightline "Vanishing Values" れびゅー


今年来日した彼ら。前作もずーっとピロピロしてるなと思ってたけど、今作はもっと気持ちよくピロピロしてました。笑 Darkoもそうだけど、ここまで突き抜けられちゃうと笑顔になっちゃいます。




⑨waterweed "Brightest" れびゅー


waterweedも本当によく聴きました。レビューでも書いたんだけど、リフとメロディーの圧力、そして何がおこるかわからないワクワク感を久しぶりに味わった1枚。こんなに会心のアルバムがあって、積極的にツアー回っていたら来年あたりは彼らのフォロワーが出てきてもおかしくなさそう。そういうマイルストーンにもなりうると思います。






Youtubeで何の気なしにMVを観て衝撃を受けたYoung Hearts。一発で好きになって、ディストロもやりました。(在庫もう少しだけあります)今年はこういう変態展開搭載のバンドもよく聴いた気がしていて、その中では断トツでした。まだスタイルが固まりきってない感じもするけど、次も楽しみなバンドです。



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ベストディスクは以上です。今年は年明けにSpotifyを始めたことで、音楽との接し方が大きく変わった1年でした。ちょっとでも気になるバンドがいたら前の日の夜にダウンロードしておいて次の日に電車の中で聴く、的な聴き方が本当に便利で。おかげで気になってはいたけど手を出してこなかった、ハードコア、デスコアあたりのバンドをメロディックよりも多く聴いていた気がします。

ただその反面、たくさんの新しいバンドをインプットすることになって、一つ一つをじっくり聞きこむようなことをしなくなったのは良くなかったなと思っています。好きな「雰囲気」のバンドは一気に増えたけど、それをじっくり聴きこんで、明確に何がどう好きなのかとかまで落とし込むことができないのが問題。Spotifyとの付き合い方はもう少し考える必要がありそうです。

初めにも書いたけど、今年はそれ以外にも絶対にベストディスクに入れたいアルバムというかバンドがいるので、それはまた別の機会にでも。来年はどんな音楽に出会うのかなあ。

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