2016年9月4日日曜日

一人旅日記2016夏 6日目

歴史を作った街へ。




この日は今回唯一の観光日で、一日萩に滞在。自転車を借りて街をぶらぶらすることに決めていた。朝9時くらいに宿を出発して、まずは街はずれにある世界遺産の恵比寿が鼻造船所と反射炉を見に行くことにした。それにしても雲一つない素晴らしい天気。今回はここまで快晴続きで、曇りもほとんどないようないい気候に恵まれていた。今働いているところが地下で、日ごろ太陽のもとで行動することなんてないからいい気分転換。


そうこうしているうちについた造船場と反射炉。ここは世界遺産にも指定されているのだけど、ちょっとがっかりだったなあ。造船所は砂利がしいているまっさらな土地に、当時の区画をロープで表してあるだけ。車の駐車場です、て行っても通用する気さえした。反射炉の方も小高い丘の上にぽんって建ってるだけ。どちらも申し訳程度に詰め所にガイドさんがいて、あとはちょろっとした看板しかない。幕末に日本の中で長州がどのようにもがいていたかを知ることができる足跡は確実に面白いはずなのに、いまいちピンと来なかった。


次は松陰神社へ。そしたらびっくりしたんだけど、この日は吉田松陰の誕生日だったそう。でも神社に入ったところにそう書いてあって、何かイベントやってるのかなと思ったら、時間が微妙だったからか何もやっていなかった。笑 今調べたら旧暦の8月4日が誕生日みたい。

正直あんまり幕末の歴史に興味はないのだけど、それでも吉田松陰の一生を蝋人形で表した記念館的な場所は面白かった。幕末の歴史全体じゃなくて、一人の人物から切り取ってってアプローチのほうが好きなのかも。こういう資料館入ったことなかったけれど、これから積極的に入って行こうと思った。

その後は市街地の明倫館などがあるエリア。古い小学校の体育館を利用した展示場みたいなところがあった。失敗したなと思ったんだけど、これまで見てきた場所の超基本的な説明が、わかりやすい形でたくさん。ここを最初に見てからいろいろ行けば良かった。地元のガイドさんのお話も面白かったし、イメージをふくらませておくべきだった。もう長いこと言ってる気がするけど、観光もきちんと順序だててやらないとダメで、「ここ(街)行きたい!」くらいの考えで行き先を決めちゃう自分みたいなタイプはいろいろと損。


明倫館エリアを出てからは少しだけ古い街並みを散歩していたらもう夕方。正直前日からの疲れも抜けてないのに朝から観光してて、くたくただったからさっさと観光を切り上げた。日が高いうちから温泉に入って、街中を探し回って見つけた地ビールを飲んだりしてのんびりした。

翌日は一応今回の最後の電車移動の日。

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