2015年4月1日水曜日

2015/3/29 Punkspring2015 @ 幕張メッセ


今日からばっちり社会人キメてきました。とはいえまだ入社関連の手続き。仕事が始まってからはどうなるかわからないけど、このブログも今以上にアクティブに動いて行きたいですね。

体調がムチャクチャ悪かったんですが、どうしてもRise Againstだけは見たくてパンスプに行ってきました。なので途中から来て途中で帰ったんだけど…



Skindred
ちょうど会場に着いたときにスタートしたバンド。この日の1番の目当てはRise Againstだけど、このバンドもかなり楽しみにしていました。ウェールズのレゲエパンク、Skindred。攻撃的なバンドサウンドとレゲエ、ダブをミックスさせたサウンドは唯一無二。

まずステージを見てビックリしたのがボーカルのBenji。なんか派手なかぶり物やらマントやら沢山身に付けてすごい楽しそうでした。笑 元々4人だったと思うんだけど、ステージにはDJもいて5人でライブをしていました。まったく知らなかったんですが5人編成だったんですね。

ライブは出番が早かったこともあってか人が決して多くはなかった。ただ彼らは百戦錬磨のライブバンド。鋭角的なギターとタイトなリズム隊、ボーカルががっちりかみ合い、全力でオーディエンスに向かって来る。それとあまりパフォーマンスでは前に出てこなかったけど、DJ。SEだけでなくコーラスに加わったり、ブースで身体を揺らしたりしていて、彼の存在もかなり大きい。こんなライブを見せられて盛り上がらないわけがない。フロアからの歓声は曲ごとに大きくなり、Benjiがコール&レスポンスを要求すれば皆全力で応えるし、全員でタオルを掲げてまわしてみたり、しゃがんで一気に飛び上がってみたり、ライブが終わる頃には完全に会場を掌握していた。そもそもこういうフェスだったらもっとビッグな扱いをされてもおかしくないバンドだもの。さすがの一言。


TOTALFAT
東京のポップパンク、TOTALFAT。曲をじっくり聴いた事はないけれど毎年のようにパンスプでライブを見ていて、アツいMCがとても印象的なバンド。

今年も序盤からエンジン全開。疾走して畳み掛けるだけではなく、ちょっとポップなパートも混ぜた曲は長年バンドを続けてきたからこそできることなのかな。MCでも活動が15を超えたこととか、若い世代にむけてのメッセージとかを発信していて、その姿は頼もしいベテランの姿だった。


SiM
最後にライブを観たのは3年以上前。それから沢山リリース、ツアーを経てバンドとしてものすごい大きな存在になったんだなと客電が落ちた時の歓声の大きさでわかった。そして蓋を開けてみれば、メジャーデビューをしようがやっていることは変わらずアンダーグラウンド、それでいて大きな会場も自在に操る事ができる、とんでもないバンドになっていた。

この日はRancidと共演できる事をとても喜んでいて、自分たちの事を観に来てくれた人に向けてRancidは絶対に見てほしい、ってずっと訴えかけてた。後半にはThe Specialsのカバーもやっていた。彼らはTwitterとかでもそうだけど自分たちのルーツとか好きな物、ライブなどで思う事を発信するのに積極的で、それが賛否両論なところでもある。でも自分はそうしたこのバンドの姿勢が本当にカッコいいと思うし、これはこの先も続けて行ってほしいなあと思う。


MARKY RAMONE’S BLITZKREIG with ANDREW W.K
今回のレジェンド枠。ボーカルにAndrew W.Kを迎えての来日。正直な話Ramonesをじっくり聴いた事がないんだけど、シンプルなバンドサウンドでクラシックなパンクロックを鳴らし続けていた。オーディエンスの反応も気にせず、まともなMCも挟まず、演奏し続ける様はストイックそのもの。

今のバンドってありとあらゆる手段を使って曲に起伏を持たせたりするんだけど、彼らはそんなことおかまいなし。曲のほうも休みなく、まさに突進するような展開。それでも思わず身体を揺らしたくなってしまうんだから圧巻だった。いやあレジェンドでした。


Rise Against
この日1番楽しみにしていたバンド。彼らを前に観たのはイギリスのWarped。とにかく無条件で心に訴えかけるアツいライブが強烈に心に残っていて、イギリスまで来て本当に良かったと思えるものだったから、この日もそういうライブをしてくれるだろうと期待してた。

ライブはもちろん素晴らしかった。選曲は去年リリースがあったけれど、それにとらわれずいろいろなアルバムからバランスよく。Timの激しくかつふっと寄り添うような歌声、ずっしりと攻撃的な演奏で、1曲1曲の持つ強烈なメッセージは嫌というほど伝わってくる。オーディエンスもそれぞれシンガロングやモッシュでバンドに食らいついて行く、本当に最高の空間だった。だからこそ、彼らの持ち時間が40分だったのが本当に残念だった。たぶん同じ事を思う人も多いと思う。

よくこの条件のオファーで日本まで来てくれたなあと思うと同時に、次はもっとロングセットでの彼らを観たいなと心から思わざるを得ない、本当に素晴らしいライブだった。


Rise Againstのライブが終わった後は、Rancidまで残ろうかと思ったんだけどどうしようもなく体調が悪かったので、そのまま帰路へついた。残念だけどきっとまた観れるはず。あとこの日はバンドのライブとは別で思う所があったのだけど、それは長くなりそうなので別の記事に書きます。

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